人工透析とうつ病でも生きていく戦略と戦術の基礎知識

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もし、慢性腎臓病になったら

知れば知るほど怖くなる慢性腎臓病のことを考えてみよう。

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まずは慢性腎臓病というものを考えてみましょう。

慢性腎臓病とは、一般的にCKD(Chronic Kidney Diseaseとも呼ばれています。

簡単に表現すると、腎臓の病気の症状が激しくなく、経過が長引くということです。

腎臓の機能が低下しても、痛みや痒みが、あまり無いので気づきにくい症状です。

しかし、激しく症状がでたときには、大抵の場合、「手遅れ」です。

生き残るための治療方法の選択肢は、人工透析か腎移植しかありません。

放置しないことが慢性腎臓病の予防法

僕の経験上も、慢性腎臓病と診断された患者さんとお話したことがありますが、

「別にこれくらいは」というように病識がないまま放置するような発言が聞かれていました。

(放置とはきちんと医療機関で診察を受けないことです。)

つまり、慢性腎臓病はそれほど、危機感をもたなくてもよいということなのでしょうか?

透析患者である僕の立場からの意見は、その逆です。

慢性腎臓病と診断された場合は、その場で危機感をもたなくてはなりません。

なぜなら、腎臓に障害が起こると、腎臓の機能はもとの機能に戻ることはできなくなってしまうからです。

慢性腎臓病は、風邪を引いた時のように、何日か休めば、もとの生活が送れるということではありません。

 

腎臓も「沈黙の臓器=サイレント・キラー」なんです。

 

なぜ、透析患者である僕が、慢性腎臓病に危機を感じるかというと、再生する機能が失われるだけではなく、症状がないまま、進行するということも含まれています。

他の患者さんからは、「もっと早くこの病気を知っておけばよかった」「あの時は症状がなかったからね」などという発言を多く聞きます。

今までよくお話する患者さんは、特に自責の念が強く、後悔を抱いている印象を受けます。

事実、僕は多少なりとも後悔しました。

慢性腎臓病で失うもの。健康と時間

 

さらに僕が慢性腎臓病を恐ろしく思う理由として、生活の質が維持できないことが挙げられます。

それは人工透析を受けなければならないということです。

健康的な日常であれば、お仕事あるいは老後でも限られた時間を有効的に活用できるでしょう。

もちろん、お仕事に没頭することもよいですし、趣味を楽しむといった時間の使い方もあります。

しかしながら、慢性腎臓病となり、透析を受けるとなると、そのような時間をさらに削らなければなりません。

つまり、限られた時間がご自分の病気の治療をするために削られてしまうということです。

なぜなら、腎臓の機能は治療しても、またもとに戻るということがないために、定期的に時間を要する治療を受けなければなりません。

そうなると、医療費による金銭問題、あるいは職場への負担や家族の負担などの精神的苦痛も加わることになるでしょう。

慢性腎臓病は、ご自身の身体的な苦痛だけでなく、そのご家族・周囲の環境にも大きな影響を及ぼし、生活の質を変化させます。

このようなことを含めて、僕は慢性腎臓病を恐い病気と認識します。

お心当たりの方は、ぜひ今一度、ご自分の体と生活習慣を見直し、早期に対応して頂けたらと思います。

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